鋳物フライパンのお手入れ方法を解説します【赤茶色,焦げ付き,白く変色】

鋳物フライパンが赤茶色になった時の手入れ方法

こんにちは!

ダクタイルパンシリーズという鋳物フライパンを取り扱っている岩鉄鉄器オンラインショップです。

今回、鋳物フライパンのお手入れ方法を解説させて頂きます。

 

鋳物フライパンを使っていると、

「鋳物フライパンの表面が赤茶色になってきたけどサビ?焦げ?どうしたらいいの?」

「焦げができてしまい洗ったけれど焦げが取れきれていなくてまた焦げた…どうしよう...」

「なんか白く変色したように見えるけどお手入れ方法が分からない」

なんてことはありませんか?

 

今回、そんな場面で役立つ鋳物フライパンのお手入れ方法について

  • 赤茶色になったときのお手入れ方法
  • 焦げ付いているときのお手入れ方法
  • 白く変色した時のお手入れ方法

について解説致します。

鋳物フライパンを手入れしたくなる赤茶色の汚れの正体

鋳物フライパンを手入れしたくなる赤茶色の汚れの正体ですが成分分析をしたところ、実は赤茶色のものはサビではなく、タンパク質の汚れが焦げたものである可能性が高いという結果が出ました。

それではどのようにしたらきれいに復活するのかご紹介します。

 

鋳物フライパンが赤茶色になった際のお手入れ方法
  1. 鋳物フライパンをまず中火で5分熱します。
  2. 洗剤をつけたタワシでゴシゴシと洗います。
  3. 中火で水分を飛ばしながら3分加熱し、弱火にしてから油を大さじ3を入れて5分間、馴染ませます。油はサラダ油やこめ油がお勧めです。オリーブオイルは馴染ませるのには不向きです。
  4. 火を止め、キッチンペーパーで油を調理面全体に塗り込むようにしながら拭き取ります。
  5. 洗剤をつけないタワシで軽く洗います。
  6. フライパン上の水分を飛ばし完了です。

鋳物フライパンが赤茶色になった際のお手入れについて、下記動画でも解説しております↓

 

鋳物フライパンが焦げ付いた時のお手入れ方法 

さて、次は鋳物フライパンが焦げ付いた時のお手入れ方法を解説致します。

 

鋳物フライパンが焦げ付いた時の手入れ方法
  1. 鋳物フライパンを中火で5分加熱し、汚れなどを炭化させます。
  2. 冷めてからプラスチックのヘラなどで炭化したものを擦り落とします。
  3. 洗剤を付けたタワシでゴシゴシ洗います。
  4. 中火で水分を飛ばし、そのまま3分程加熱してから弱火にし、大匙3の油を入れて馴染ませます。油はサラダ油やこめ油がお勧めです。オリーブオイルは馴染ませるのには不向きです。
  5. 火を止め、キッチンペーパーで油を調理面全体に塗り込むようにしながら拭き取ります。
  6. 洗剤をつけないタワシで軽く洗い、乾かして完了です。

鋳物フライパンが焦げ付いた際のお手入れ方法について下記動画でも解説しております↓

鋳物フライパンが白く変色した時のお手入れ方法

鋳物フライパンが白く変色した時のお手入れ方法を解説します。
(当記事のお手入れはダクタイルパンで解説しております)

下記画像ほど変色することはなかなかないかもしれませんが、火に直接当たっていると白く変色することがあります。 

ダクタイルパンにも慣れてきたころ、
「火に当たっている部分が白くなっている。大丈夫なの?」
と思っている方もいらっしゃると思います。

まず、なぜ白くなるのか?についてお伝えさせて頂きます。

 

弊社商品は製造上、研磨痕などが残る場合もあり、見た目を整えるため食品衛生法に適合した処理を行っており耐熱温度を超えると白く変色する場合がございます(人体には無害なものですのでご安心ください)。

 

白くなった部分が気になる方は食用油をキッチンペーパーに馴染ませ、白くなった部分に塗り込み、使用を重ねますと徐々に黒くなっていきます(個人差がございます)。

是非、ご参考にしてください。 

 

まとめ&基本的な洗い方 

今回ご紹介させて頂いたお手入れ方法で鋳物フライパンはとてもきれいになります!

フライパンについている焦げなどの汚れを5分ほど熱して炭化させることに最初は抵抗を持つ人もいらっしゃるかもしれません(かなり熱くなって煙も出てきますからね...)。
けれど、この作業が結果的に鋳物フライパンの上にこびり付いている汚れを落とすことに繋がってきます!

 

おまけ

ダクタイルパンの基本的な洗い方

最後にダクタイルパンの基本的な洗い方についてご説明いたします。

1.蛇口のお湯を出しながらタワシでゴシゴシ洗う。

2.洗い終わったら水を切っておく。

これだけです。
洗剤を使わなくても大丈夫なので、環境にも優しいです。

※匂いや汚れが気になる場合は洗剤を使用しても大丈夫ですが、馴染んだ油が落ちてしまいますので次回使用前に油を馴染ませる工程を行うことをお勧めいたします。

 

是非、ご参考にしてください!

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