Vol.36 鉄のフライパンを育てる

岩鉄鉄器メールマガジンです。
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鉄のフライパンに馴染みやすい油と馴染みにくい油があるのをご存知ですか?

 

油は成分中の二重結合の多さを表すヨウ素価の値によって、乾性油、半乾性油、不乾性油の3つに分けられます。

乾性油:ヨウ素価の値が130以上 アマニ油、えごま油、グレープシードオイルなど

半乾性油:ヨウ素価の値が100~130 菜種油、こめ油、サラダ油、ごま油など

不乾性油:ヨウ素価の値が100以下 オリーブ油、ラードなど

 

不乾性油は字のごとく、乾きにくいため、馴染ませても洗うと落ちやすいことから油を馴染ませるのには不向きと言われております。

 

オリーブオイルしか使わないという方も油を馴染ませる工程においては、サラダ油などコスパが良いものを使用することをお勧め致します。

 

調理時にオリーブオイルの使用は問題ありませんが、上記理由より使うほどに馴染みやすいわけではないため、鉄のフライパンは育ちにくいと言えます。

 

フライパンが育つとは、馴染んだ油が乾いて硬化することを繰り返すことですので、より使いやすい鉄フライパンを育てるためには半乾性油以上のものを使用することで育ちやすくなります。

 

ちなみに乾くと固まる性質の乾性油は、油絵、油性ペンなども乾性油の作用を用い作られているそうです。

 

また、乾性油の多くはサラダにかけるなど生で使用したほうが栄養価が高く身体に良いものなのですが、加熱すると酸化が進みやすく、身体にはあまりよくないものに変化するとも言われておりますので、普段の調理時は半乾性油が鉄のフライパンを育てるには適していると考えられます。

 

是非ご参考にしていただけますと幸いです。

今後も岩鉄鉄器を宜しくお願い致します。

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